「少女像は遺憾」 駐日大使の発言は政府の立場=韓国外交部

 釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置された問題をめぐり、李俊揆(イ・ジュンギュ)駐日韓国大使が日本メディアとのインタビューで「遺憾」と表現したことについて、韓国外交部(省に相当)は21日、政府の立場から大きく逸脱していないとの認識を示した。

 韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は同日の定例会見で「(インタビューは)政府の立場、そのような脈絡で答えたものと理解している」と述べた。

 趙報道官は「韓日合意は両国間の合意として尊重され、履行されるべきという政府の立場の下で、そのようなインタビューに臨んだものと承知している。釜山の少女像に関しては、すでに韓国政府が立場を表明しており、そうした脈絡で駐日大使がインタビューに答えたものと理解すればよい」と強調した。

 趙報道官はまた「(李大使が)主要な事案については本部(外交部)の立場を熟知した状況下でインタビューに応じたものと聞いている」と述べた。

 韓国外交部は今年1月に日本政府が釜山の少女像設置に対する抗議の意思表示として長嶺安政・駐韓日本大使を日本に一時帰国させて以降「外交公館前に造形物を設置するのは国際的慣行という側面から望ましくない」と公式の立場を表明している。

 李大使は今月17日、日本の中日新聞とのインタビューで「どんな政権が発足しても、韓日の慰安婦合意を確実に守ることが正しい選択だ」との認識を示し、釜山の少女像問題については「非常に遺憾」と述べていた。

キム・ジフン記者
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