介護士が元慰安婦に暴力・暴言「体を売って受け取った金、恥を知れ」

娘が告訴
警察が事情聴取へ

 基礎生活(生活保護)受給対象者の元従軍慰安婦の女性に対し、介護士が常習的に暴力を振るい、暴言も浴びせていたとの告訴状が受理され、警察が捜査に乗り出した。

 警察が22日に明らかにしたところによると、元慰安婦Bさんの娘は「介護士A氏は昨年10月から慶尚南道昌原の療養型病院で母親を24時間介護しているが、『言うことを聞かない』と横になっている母親の額を手のひらで数回殴った」という訴状を警察に提出したとのことだ。

 Bさんの娘は「このためA氏と言い争いになり、A氏は先月10日、療養型病院を解雇された」としている。

 Bさんは聴覚障害・認知症・脊椎(せきつい)疾患などのため、女性家族部(省に相当)の支援で昨年9月から療養型病院に入院・治療中だった。

 Bさんの娘は、失業したA氏が「韓日慰安婦合意で支給された金は、体を売って受け取った金ではないか。恥を知れ」と、Bさんを侮辱するメールを自分に送ってきたと告訴状に書き込んだ。

 告訴状は用紙1枚分と短いもので、A氏の暴行の日時や回数などの具体的な内容は書かれていないという。

 警察は近くA氏とBさんの娘を呼んで事情を聞いた上で、容疑事実の有無を判断する方針だ。

チョ・ソンジュン記者
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