JLPGA:がん克服イ・ミニョンが初勝利

JLPGA:がん克服イ・ミニョンが初勝利

 2年前にがんを克服してグリーンに復帰したイ・ミニョン(24)=写真=が日本ツアー進出5試合目にして初勝利を挙げた。

 イ・ミニョンは2日に閉幕した日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーのヤマハ・レディース・オープン(静岡県袋井市・葛城ゴルフクラブ山名コース、6568ヤード・パー72)で通算9アンダー・279を記録、優勝した。2打差の首位で最終日をスタートしたイ・ミニョンは3バーディー・1ボギーで2打減らし、日本の渡辺彩香(23)を1打差で抑えて勝利した。

 昨年、JLPGAツアーのクオリファイングトーナメント(通称:Qスクール)を4位で通過して日本ツアーに進出したイ・ミニョンは、優勝賞金として1800万円を手にした。イ・ミニョンは2013年に朝鮮日報・ポスコ選手権でプロデビュー初勝利を挙げたのに続き、14年にロッテマート女子オープンとOK貯蓄銀行朴セリ(パク・セリ)インビテーショナルで優勝、新たな強豪選手に浮上した。しかし、15年3月に中国で行われた欧州女子ツアーのミッションヒルズ・ワールドレディスチャンピオンシップに出場していた際に腹痛に襲われ帰国、腎臓がんと診断された。手術を受けて2カ月間にわたり治療に専念している間は「病室にいるのがとてももどかしい。ゴルフをした方が健康のために良さそうだ」とグリーンに復帰した。そして昨年7月の錦湖(クムホ)タイヤ女子オープンで復帰後初勝利を挙げた。韓国人選手は今季行われたJLPGAツアー5大会で3勝(アン・ソンジュ、全美貞〈ジョン・ミジョン〉、イ・ミニョン)している。

閔鶴洙(ミン・ハクス)記者
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