慰安婦:筒井康隆氏が衝撃妄言、少女像を性的に侮辱

 人気小説『時をかける少女』で知られる日本の小説家、筒井康隆氏が、旧日本軍慰安婦を象徴する少女像を性的に侮辱する衝撃的な妄言を発した。

 筒井氏は6日、自身のツイッターで「長嶺大使がまた韓国へ行く。慰安婦像を容認したことになってしまった」とした上で、少女像の前まで行って射精して精液まみれにしようなどと書き込んだ。

 これは、釜山の日本総領事館前への少女像設置に反発して日本に一時帰国していた長嶺安政・駐韓日本大使が85日ぶりに韓国に帰任したことに対して呟いたものだ。

 問題のツイートは一瞬にして拡散された。ある日本人ネットユーザーは「筒井康隆までこんな発言をするとは、日本は狂っている」などとコメントをつけた。また、別の日本人は「作品がどんなに素晴らしいのか読んだことがないから分からないが、このような失言は準強姦に当たる深刻な失言だ」と書き込んだ。筒井氏はこれらのコメントには一切反応していない。

 筒井氏は、映画『時をかける少女』の原作者で、ほかに代表作としては『パプリカ』『日本以外全部沈没』『東海道戦争』『唯野教授の反乱』などがある。とりわけ『時をかける少女』と『パプリカ』は韓国でも大きな人気を集めた。

 一方、長嶺大使はソウルの大使館に復帰し、黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行、洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部(省に相当、以下同じ)長官、韓民求(ハン・ミング)国防部長官などとの面会を申し入れたが、韓国政府はこれに応じない方針を決めたことが分かった。

クォン・ソンミ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
あわせて読みたい