韓国国政介入事件で初めての求刑 崔被告元側近らに懲役5年

【ソウル聯合ニュース】韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)容疑者に絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件に関連して起訴された崔被告元側近のチャ・ウンテク被告と、韓国コンテンツ振興院の元院長、宋星ガク(ソン・ソンガク)被告に対する論告求刑公判が12日、ソウル中央地裁で行われ、検察はそれぞれ懲役5年を求刑した。

 両被告は2015年、韓国鉄鋼最大手ポスコの系列会社売却の優先交渉権者に選ばれた広告会社の代表に圧力をかけ、株式を不正に手に入れようとした強要未遂の罪などに問われている。

 国政介入事件を調べる検察の特別捜査本部が昨年10月に設置されてから、一連の事件に関する裁判で求刑が行われたのは初めて。

 検察はまず「社会的な非難や、罪質などを考慮すれば、両被告には厳重な刑が言い渡される必要がある」と指摘した。

 チャ被告については「崔被告によりそのキャリアが利用された側面があるが、横領以外の犯罪を否認しており、反省の気持ちがあるのか疑問」とし、「被告人の中で最上位層に属しており、私的な利益を追求した点を考慮し、懲役5年に処すことを望む」と主張した。

 宋被告については「次官級であるコンテンツ振興院長の立場を忘れ、犯行に及び、検察の捜査段階から裁判に至るまで、反省の態度が全く見られない」とし、懲役5年と罰金7000万ウォン(672万円)、追徴金約3700万ウォンを求刑した。

 両被告の判決公判は来月11日に開かれる。一連の事件で初めて判決が出る。

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