中国最新イージス艦、黄海で実弾演習

 中国の最新型イージスミサイル駆逐艦「西寧」が北朝鮮に近い西海(黄海)海域で過去数日、初の実弾演習を実施した。東方日報(電子版)など香港メディアなどが中国国営テレビ(CCTV)を引用し、19日報じた。

 今回の演習では、放射能被ばくを想定した演習も実施されており、北朝鮮による核危機に備えたものだと伝えられている。

 報道によると、CCTVと人民日報(電子版)は18日、西寧が過去数日、西海で対空、対潜作戦を想定した初の実弾演習を実施したと報じ、演習の映像を公開した。西寧はさまざまな仮想環境で艦砲による海上目標の攻撃を行い、ヘリコプターと共同で対潜水艦作戦を実施するなど多彩な演習を行った。公開された演習映像で最も注目されたのは、乗組員が防毒マスクと放射能防護服を着用したまま、船上に集まり整列する場面だった。東方日報は「北朝鮮の危機が高まる状況で、中国軍が深刻な放射能汚染に備えていることを示す場面だ」と分析した。

 西寧は1月22日に渤海湾と西海を管轄する中国海軍北海艦隊に実戦配備された。

 一方、米国の中華系メディア「多維」などは、中国の環境保護省が最近、北朝鮮による6回目の核実験に備え、吉林省、遼寧省など北朝鮮に近い地域の環境観測所で24時間放射能汚染監視システムの運用を開始するよう指示したと報じた。

 中国人権民主化運動情報センター(本部・香港)は、中国軍が北朝鮮・中国国境の守備部隊に北朝鮮の動向を24時間監視するための高解像度監視カメラ200台を設置したことを明らかにした。

北京=李吉星(イ・ギルソン)特派員
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