日本、少子化とアベノミクスで「就職天国」に

大卒就職率97%、高卒は99%
バブル経済崩壊後で最高水準

 この春に卒業した日本の大学生の就職率が今年4月時点で97.6%を記録、文部科学省と厚生労働省が調査した1997年以降、最も高かったことが分かった。NHKが19日、報道した。ただし、この統計はこの春の全大卒者の97.6%が就職したという意味ではなく、大学を卒業して就職を希望した人の中で実際に就職した人の割合だ。文部科学省は「全大卒者のうち就職に成功した人は10人に7人(72.9%)となる」としている。これはバブル経済崩壊以降の最高水準だ。

 日本は1951年から94年までの43年間、全大卒者の10人中7-9人が就職する超長期就職好況期を享受した。だが、1990年代中盤にバブル経済が崩壊、95年から10年以上にわたり「就職氷河期」に陥った。就職難がピークに達した2003年には全大卒者の55.1%しか就職できなかった。それ以降は就職難が徐々に改善され、2回目の安倍政権で3年目に当たる2015年から再び全大卒者10人中7人以上が就職に成功、「失われた20年」以前の状態に回復した。

 この春、卒業した高校生の就職率も99.2%に達し、過去26年間で最も高かった。専門家は「人口との闘いが複合的に作用した結果だ」と見ている。少子高齢化により求職者に対して求人が多くなったことや、アベノミクスで日本経済が活気を取り戻していることによる現象だとの見方だ。

東京=金秀恵(キム・スへ)特派員
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