気になるデータ：輸入車市場最大の顧客は30代、人気ブランドは？

　2016年の韓国輸入車市場における最大の顧客は30代だったことが分かった。また、20代、30代はBMWを好み、40代以上にはメルセデス・ベンツが人気だった。では、2016年の輸入車販売台数、年齢別人気メーカー・ブランドを見てみよう。

　韓国輸入車協会（KAIDA）の「ブランド・年齢別購買統計」と題する資料によると、2016年に韓国で販売された輸入車（新規登録台数基準）は計22万5279台で、そのうち個人が購入したのは14万4883台だった。

　個人の購入台数を年齢別に見てみると、30代が5万5356台で全体の38.2％を占め、最も多かった。続いて40代が29.4％（4万2592台）、50代が16.6％（2万4027台）、20代が7.8％（1万1337台）、60代が6.5％（9455台）、70代以上が1.4％（2075台）だった。

　メーカー・ブランド別販売台数では、世代ごとに好みが分かれた。20代－30代に一番人気だったのはBMWで、40代以上はメルセデス・ベンツを好んでいる。業界関係者は「BMWは若者に、メルセデス・ベンツは中高年に人気のブランドで、実際の販売台数にもそれがはっきり反映されている」と語った。

◆気になるデータ：2016年に韓国で販売された輸入車台数は？