同僚の女性乗務員暴行未遂、元操縦士に執行猶予判決=仁川地裁

 国際線の旅客機に乗務した後、同じ便に乗っていた女性乗務員は宿泊しているホテルの客室に忍び込み、性的暴行に及ぼうとしたとして起訴された元操縦士のA被告(36)に対し、仁川地裁は16日までに、懲役3年、執行猶予4年の判決を言い渡した。

 A被告は今年1月26日午前5時ごろ、カナダ・トロントのホテルで寝ていた同じ航空会社所属の女性乗務員に性的暴行を加えようとしたとして逮捕、起訴された。

 当時被害者を含む乗務員5人はトロント市内の日本料理店で夕食を取った後、韓国料理店へと移って酒を飲んだ。

A被告はさらに、別の乗務員を呼び出し、女性乗務員と航空会社の職員が利用するホテル内の専用バー(クルーラウンジ)でビールなどを飲んだ。女性乗務員は午前3時半ごろに先に自室に戻り、別の乗務員も約1時間後に解散した。

 A被告はその後、ホテル従業員に「キーを忘れた」とうそをつき、女性乗務員の部屋のキーを受け取り、無断で侵入した。A被告は服を脱ぎ、女性乗務員を暴行しようとしたが、乗務員が抵抗し、トイレに逃げ込んだために未遂に終わった。女性乗務員はトイレのドアをロックし、「会社と同僚に話す」と告げると、A被告は部屋を出ていった。

 A被告が所属する航空会社は事件後、女性乗務員の報告を受け、A被告を飛行業務から外し、今年2月に解雇した。被害を受けた女性乗務員は今も業務に復帰できずにいるという。

仁川=チェ・ジェヨン記者
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