テニス:鄭現、世界13位を撃破=ロジャース・カップ

テニス:鄭現、世界13位を撃破=ロジャース・カップ

 最初は世界ランキング第28位、次は同13位を制した。「韓国テニスの看板」鄭現(チョン・ヒョン、21)=同56位=が脅威の躍進を遂げている。

 鄭現は10日に行われたロジャース・カップ(カナダ・モントリオール)の試合で世界13位のダビド・ゴフィン(26)=ベルギー=を2-0(7-5、6-3)で下し、ベスト16に進出した。ロジャース・カップはメジャー大会のすぐ下のクラスの大会だ。ゴフィンはこれまで鄭現が倒した相手の中で最もランキングが高い選手。鄭現は前日の試合では世界28位のフェリシアーノ・ロペス(35)=スペイン=に2-1で勝っている。

 鄭現は5月のBMWオープンでは当時世界16位だったガエル・モンフィス(30)=フランス=を2-0で破った。今年に入って「世界のトップ20」入りしている2人に勝っているのだ。

 鄭現はこの日、トップクラスの選手であるゴフィンを相手に攻撃的なプレーを繰り広げた。以前はトップランカーと対戦すると守りの試合をしていたが、今回は違った。ソク・ヒョンジュン・コーチは試合後、「トップ20を相手に自信を持って試合したのが勝因」と語った。

 鄭現は第1セット6-5でリードしていた状況で、ゴフィンのサービスゲームをバックハンドで制し、第1セットを取った。鄭現は第2セットでも序盤5ゲームを相次いで取るなど、ゴフィンを追い詰めた末に6-3で勝った。ゴフィンはダブルフォルトを7つも出すなど、45のミスを犯した。

 最近の鄭現の試合ぶりは目に見えて変化している。まず、サービスの威力が大幅に増した。この日の鄭現の第1サーブ得点率は69%で、61%にとどまったゴフィンを上回った。鄭現は昨年までサービスが最大の弱点だと指摘されていた。サービスのスピードがトップクラスの選手たちよりも劣る上に成功率も低く、ゲームを逃すことが多かった。昨年は一部の大会を棄権してまでパワーサービスを練習し、ピラティスで体のバランスを強化したことで変わったと見られている。NH農協銀行スポーツ団のパク・ヨングク団長は「1年前と比べると鄭現のメンタルも体力も成長著しい」と語った。

 鄭現は11日午前に行われるベスト16戦でアドリアン・マナリノ(29)=フランス・世界42位=と対戦する。勝てば、世界2位のラファエル・ナダル(31)=スペイン=と再び対戦する可能性が高い。鄭現は4月のATPツアー・バルセロナオープンのシングルス準々決勝でナダルに0-2で敗れたが、第1セットでタイブレークまで持ち込む底力を見せた。ナダルは試合後、鄭現について「非常に良いバックハンドを持つ選手だ」と評価した。

チュ・ヒョンシク記者
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