三菱重工に賠償命令 強制徴用被害者の訴え=韓国地裁 

【光州聯合ニュース】日本による植民地時代に徴用され、三菱重工業の軍需工場で働かされた元女子勤労挺身(ていしん)隊員の韓国人女性3人と遺族の計4人が損害賠償の支払いを求めた訴訟で、韓国の光州地裁は11日、同社に賠償を命じる原告勝訴の判決を言い渡した。

 地裁は、強制徴用された後に死亡したオ・ギルエさんの弟に1億5000万ウォン(約1400万円)、被害者のキム・ジェリムさんに1億2000万ウォン、同じく被害者のヤン・ヨンスさんとシム・ソンエさんにそれぞれ1億ウォンを支払うよう、三菱重工に命じた。

 4人は2014年2月に三菱重工を提訴したが、同社が訴状を3回送り返すなど故意に訴訟を遅延させたため、3年以上を経てようやく判決が下った。

 今回の訴訟は韓国の市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」が原告を支援している。

 同団体が支援する三菱重工関連の訴訟は3件。別の徴用被害者ら5人が起こした訴訟で原告側が一審、二審とも勝訴し、大法院(最高裁)の判決を待っている。また別の被害者と遺族の計2人が起こした訴訟では、今月8日に同社に賠償を命じる一審判決が出た。

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