アジア太平洋都市サミット閉幕 革新に向け相互協力強化へ=韓国

【大田聯合ニュース】韓国中部の大田市で開催された「2017年アジア太平洋都市サミット」(APCS)が、4日間の日程を終えて13日閉幕した。

 約120都市から大田を訪れた1500人の参加者は、都市の持続可能な発展策を討論・共有し、協力体制を構築することを確認した。

 APCSの会期中に同時開催された、大田世界革新フォーラムと国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際共同ワークショップでは、世界の科学技術革新専門家が集まり、目前に迫った第4次産業革命、人工知能(AI)時代への対応策を模索した。

 初日の基調講演を行った、ブレア元英首相夫人でアジア女性大名誉総長のシェリー・ブレア氏は、講演を通じて女性の社会参加の重要性を力説した。

 2日目にはドイツ人工知能研究センター長のデトレフ・ツュールケ氏が、第4次産業革命時代にわれわれが備えるべき問題を提示した。

 ツュールケ氏は「第4次産業革命時代の革新は、多分野間の開放型協力と融合を通して成功させることができる」として「協力的革新」を強調した。

 米グーグルの持ち株会社、アルファベット傘下の新技術開発企業「ジグソー」のコーエン代表は講演で第4次産業革命、AI時代の新たな資源として浮上したデータ活用の重要性を説明した。

 アジア・太平洋地域の都市代表約70人が参加した「市長団フォーラム」では、それぞれの都市の革新事例を共有し、参加都市の相互協力策を盛り込んだ共同宣言を採択した。

 「大田宣言」と名付けた共同宣言には、▼科学技術を通じた都市革新▼企業活動を促進する都市活性化▼文化芸術を通じた都市再生▼持続可能な都市発展戦略――で相互協力・情報共有し、未来繁栄と新たな成長の原動力を探るため連携することを決めた。

 大田市の権善宅(クォン・ソンテク)市長は閉幕式で「大田は今後アジア・太平洋都市サミットを開催した都市としての自負心と使命感で、アジア・太平洋地域の発展のために多くの都市と積極的に協力していく」と述べた。

 次回のAPCSは、2019年にオーストラリアのブリスベンで開催される。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース