中山美穂とムン・ソリがトークイベント=釜山国際映画祭

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 「私が“お元気ですか”と言ったら、皆さん一緒に“元気です”と叫んでくださいね」

 韓国の観客のため、映画『Love Letter』の忘れ難いせりふをあらためて再演してほしい-というリクエストに、女優の中山美穂(47)が笑いながら語った。「『Love Letter』の封切りから25年経ったのに、まだ、韓国の方は私を見ると“お元気ですか”と言ってくれます。実は昨年、台湾で『Love Letter』が再上映されたとき、こっそり見に行きました。韓国でも再上映されたら、こっそり見に行きたい。映画とは、そうやってずっとずっと残るものだから大切なのでしょう」。

 釜山国際映画祭(BIFF)2日目にあたる13日午後、釜山・海雲台の海岸に設けられた野外ステージにて。中山美穂と韓国の女優ムン・ソリ(43)が「女優、女優と出会う」というオープントークイベントを行った。中山美穂は、今回BIFFに招待された映画『蝶の眠り』(チョン・ジェウン監督)の主演女優で、ムン・ソリは自ら監督・脚本・主演を務めた作品『女優はきょうも』を引っ提げて釜山にやって来た。『蝶の眠り』は、アルツハイマーにかかった日本の人気女性作家が、韓国から来た若い留学生と恋に落ちるという物語。ムン・ソリが「映画の設定を逆にして、韓国へ留学しに来た日本の青年とのロマンスであれば、ぜひ私が主演したい」と言うと、客席から拍手が起こった。

 「年を重ねていくにつれ、できる役が少なくなる」40代の女優として生きていく話をするときは、二人の気持ちがぴったりと合った。中山美穂は「日本も全く同じ。年を取った女性が主人公の映画がもっと増えてもいいと思うし、私自身は、年を取るほど深みを増していく女優として残りたい」と語った。ムン・ソリは「もっとさまざまな色合いで存在を証明しないといけないという課題が、女優には残っているようだ」と語った。

釜山=李泰勲(イ・テフン)記者
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