靖国爆発音事件 受刑者の母が韓国への移送要求

【全州聯合ニュース】靖国神社(東京都)の爆発音事件で、火薬類取締法違反などの罪で懲役4年の実刑判決を受け日本で服役している韓国籍の受刑者(29)の母親が26日、韓国南西部の全北地方警察庁で記者会見を開き、「息子が日本で非常に過酷な扱いを受けている」と主張し、健康状態の悪化を理由に韓国へ移送するよう求めた。

 母親は「4月に韓国の法務部と外交部に対し韓国で服役できるよう移送を要請したが、半年過ぎても回答がない」と不満を示し、韓国政府に対し息子の早期移送を求めた。

 これについて外交部関係者は「定期的に担当領事を刑務所に派遣し健康状態を確認しているが、これまで大きな問題はないと承知している」と話した。

 また、法務部の関係者は、受刑者移送条約に基づき4月に外交部を通じて日本側に移送を要請したが、まだ日本側から返答がないと説明した。

 受刑者は2015年11月、靖国神社に侵入し、火薬類の詰まったタイマー付き発火装置を境内の公衆トイレに設置、火薬を燃焼させて天井を壊した罪に問われ、東京地裁で懲役4年の実刑判決を受けた。弁護側は量刑を不服として控訴したが今年2月、東京高裁は控訴を棄却した。

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