トランプ氏夕食会の「独島エビ」 外交的な意図なし=韓国外務次官

【ソウル聯合ニュース】韓国の林聖男(イム・ソンナム)外交部第1次官は10日、国会外交統一委員会に出席し、トランプ米大統領が先ごろ、北朝鮮との活発な接触を示唆する発言をしたことについて、「米国と北の交流と接触は(北朝鮮の国連代表部を窓口に実務レベルのやりとりをする)ニューヨーク・チャンネルを通じて常時行われており、いわゆる1.5トラック(半官半民)レベルの交流や学術会議を契機にさまざまな接触があるが、まだ具体的な進展は目につかない」と説明した。

 また韓米首脳会談以降に浮上した米国などの「インド太平洋戦略」に関する論議については「韓米共同のメディア発表文を見れば、トランプ大統領は韓米同盟がインド、太平洋地域の安全保障、安定と繁栄のための核心軸であることを強調したことになっている」と述べた。

 また「インド太平洋という概念について、トランプ大統領の訪韓を機に議論はあったが、概念に対する具体的な説明をまだ聞いていない状況であり、さらなる協議と検討が必要」と説明した。

 インド太平洋戦略が中国を封鎖する概念であるかについては、「まだそのような判断も内部的にできていない」とし、「もう少し様子を見て、検討してみなければならない」と話した。

 トランプ大統領の歓迎夕食会に旧日本軍の慰安婦被害者が招待されたことや、独島沖で取った「独島エビ」を使った料理が出されたことなどについて日本から抗議があったことについては、「メニューや行事の内容は儀典に関する部署で検討される」とし、「このようなメニューが話題になることは誰も予想していなかった」と述べ、外交的な意図はなかったと説明した。

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