アイスホッケー女子 平昌で五輪史上初の南北合同チーム結成か

【鎮川聯合ニュース】来月開催される平昌冬季五輪のアイスホッケー女子に韓国と北朝鮮の合同チームが出場する可能性があることが分かった。

 韓国文化体育観光部の盧泰剛(ノ・テガン)第2次官は12日、聯合ニュースのインタビューに対し、「9日に行われた南北閣僚級会談でアイスホッケーの南北合同チーム結成、共同入場などを含め、北に様々な提案をした状態」と明らかにした。 

 盧氏は南北閣僚級会談に韓国側代表5人のうちの1人として出席した。韓国政府が会談後に発表した3項目からなる共同報道文には合同チームの結成に関する内容は含まれていなかった。

 アイスホッケー女子で南北合同チームが結成されれば、1991年に日本で開かれた卓球世界選手権、同年にポルトガルで開かれた国際サッカー連盟(FIFA)ワールドユース選手権に続き、3回目の南北合同チームとなる。五輪やアジア大会などの国際総合競技大会では初めてとなる。

 ただ盧氏は、同問題について南北が最終合意したかについては明言を避けた。

 一方で盧氏は「アイスホッケーの南北合同チームが結成されても、韓国の選手たちに影響がないようにする」とし、「エントリーを増員することができるよう国際オリンピック委員会(IOC)、国際アイスホッケー連盟(IIHF)に協力を求めた」と説明、合同チームの結成を推進中であることを隠さなかった。 大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の李起興(イ・ギフン)会長は「(本来23人のところ)最大35人にエントリーを増やすようIOCとIIHFに要請したものと承知している」とし、「韓国政府と北、IIHF、IOCがある程度、考えを交わしたと思う」と説明した。

 五輪史上、初めて南北合同チームが結成される可能性が提起されたことで、20日(現地時間)にスイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)本部で開かれる協議に注目が集まっている。

 同協議には平昌冬季五輪組織委員会、韓国と北朝鮮の国内オリンピック委員会、南北政府高官、南北のIOC委員が出席し、北朝鮮に与える特別出場権や、開会式・閉会式での入場の仕方、競技会場に掲げる国旗などについて話し合う見通しだ。

 また平昌冬季五輪に出場する北朝鮮選手団の規模や合同チーム結成についても最終的な判断が下される。

 フィギュアスケートのペアで北朝鮮は平昌五輪の出場枠を獲得しながら出場意思を期限内に伝えず資格を失っていたが、最初に救済されるものとみられる。

 またIIHFが承認し、アイスホッケー女子の選手6~8人が出場することになれば、北朝鮮からは最大10人の選手が韓国入りすることになる。さらに関係者10人が加われば、北朝鮮選手団の規模は約20人になる見通しだ。

 一方で、アイスホッケー女子韓国代表の関係者からは、「カナダ出身の監督の指導の下で選手たちが数年間にわたりチームワークを高めてきた状態で、突然北の選手たちと合同チームを組めと言うのは、組織力が重要なアイスホッケーという競技の特性を無視したもの」との指摘が出るなど、南北合同チームの結成に対する疑問の声も上がっている。 

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