韓国サッカーのスター、朴智星(パク・チソン)の母親チャン・ミョンジャさん(59)が、交通事故で亡くなった。
チャンさんは先月、英国ロンドンで交通事故に遭い、病院に搬送されて治療を受けたが、12日早朝(韓国時間)に現地で死亡したという。大韓蹴球協会が12日に発表した。正確な事故の経緯は公表されなかった。現在、朴智星と父親パク・ソンジョンさん(60)がロンドンで葬儀の手続きを話し合っている。折悪しく、朴智星の祖母も同じ日に世を去った。殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)は水原の病院に用意された。
朴智星はFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ大会に3回(2002・2006・2010年)出場した。オランダのプロサッカーチーム、アイントホーフェンを経て、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドで7年間活躍した。
昨年11月には大韓蹴球協会(KFA)が幼年・少年政策を樹立・推進するために新設したユース戦略本部の本部長に就任し、行政マンの道も歩んでいる。