金正恩氏が軍事パレードで演説 「尊厳と自主権を侵害させず」

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は8日に行われた閲兵式(軍事パレード)で演説し、米国とそれに従う勢力が朝鮮半島周辺で騒ぎたてている現在の情勢において、軍は高度な迎撃状態を維持し、戦いの準備をさらに加速させなければならないと強調した。さらに「侵略者が神聖なわが祖国の尊厳と自主権を0.001ミリでも侵害したりもてあそんだりできないようにしなければならない」と話した。

 北朝鮮はこの日、正規軍創設を祝う朝鮮人民軍創建日(建軍節)を迎え平壌で大規模な軍事パレードを実施した。

 金委員長は「きょうの閲兵式は世界的な軍事強国に発展した強大な朝鮮民主主義人民共和国の地位を誇示することになるだろう」とし、米国の北朝鮮に対する敵視政策が続く限り、国と国民を守る人民軍の使命は変わらないと主張した。

 朝鮮中央テレビは録画されたパレードの様子を午後5時30分ごろ(日本時間)から放送した。金委員長は李雪主(リ・ソルジュ)夫人とともに登場し、金日成広場で行われたパレードを見守った。

 先ごろ解任された黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏に代わり朝鮮人民軍総政治局長に任命された金正角(キム・ジョンガク)氏と李明秀(リ・ミョンス)軍総参謀長が金委員長の隣に並んだ。

 平昌冬季五輪に合わせて訪韓する北朝鮮高官級代表団の団長である金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長や金委員長の妹で代表団の一員である金与正(キム・ヨジョン)氏などの姿も映し出された。

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