[平昌五輪]北朝鮮代表団は正恩氏専用機で韓国入り 便名にも注目

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が平昌冬季五輪開幕に合わせて派遣した高官級代表団が9日午後、専用機で韓国の仁川国際空港に到着した。

 機体は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の専用機とみられる旧ソ連開発のイリューシン62。正恩氏は憲法上の国家元首である金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と自身の妹の金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長が含まれる代表団に威厳を持たせるため、専用機を使わせたとみられる。2014年の仁川アジア大会の閉会式に合わせ側近の崔竜海(チェ・リョンヘ)氏ら北朝鮮高官が韓国を訪れた際にも、この機体が使われた。

 専用機の便名が「PRK615」だったことも意味深長だ。PRKは北朝鮮を指し、615は最初の南北首脳会談が開かれた2000年の6月15日を意味するようだ。当時の金大中(キム・デジュン)大統領が会談のため訪朝し、黄海の直航路が初めて開かれたことを踏まえて便名を付けた可能性がある。

 金正日(キム・ジョンイル)総書記は飛行機の利用を好まなかったとされるが、息子の正恩氏はたびたび視察に専用機を使う。北朝鮮メディアは15年2月、正恩氏が専用機に乗って上空から首都の平壌を視察したと報じ、内部の写真も掲載した。

 一部では、専用機での訪韓は制裁に抵触しかねないとの指摘もあるが、韓国統一部は問題ないとの立場だ。

 北朝鮮の高官級代表団は9日夜の平昌五輪開会式に出席し、10日には文在寅(ムン・ジェイン)大統領と面会する。11日まで滞在予定。専用機は仁川空港で待機せず北朝鮮に戻り、11日午後に再び同空港に来る予定だ。

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