[平昌五輪]南北 万景峰号への燃料提供量で隔たり

【ソウル聯合ニュース】平昌冬季五輪に合わせ、北朝鮮芸術団を乗せて韓国入りした貨客船「万景峰92号」への燃料提供量を巡り、南北の立場の隔たりが埋まっていないことが9日、分かった。複数の韓国政府当局者が明らかにした。

 当局者は「万景峰の燃料支援に関し、米国など国際社会との協議は完了した」とした上で「今は提供量について南北が議論している」と伝えた。

 韓国側は韓国との往来に使われた燃料と、宿泊先として利用されたため、暖房などに使用された分を提供する方針とされる。

 だが、北朝鮮側は韓国側が想定しているものより多くの燃料を求めているもようだ。

 昨年12月に採択された国連安全保障理事会の決議により、石油精製品の北朝鮮への供給上限は年間50万バレルに制限されている。まだ2月のため、燃料を提供しても上限は超えないとみられる。

 それでも、韓国政府は米国など国際社会に対し、万景峰への燃料提供は北朝鮮の平昌五輪参加に使われる量だけにすると説明したとされ、それ以上の燃料を提供することに難色を示しているとされる。

 万景峰は芸術団を乗せて6日、東海岸の墨湖港(江原道東海市)に到着した。芸術団は万景峰を宿泊先としても使っている。芸術団の団員らは10日にソウルに移動する予定で、万景峰も同日に北朝鮮に戻るとみられる。

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