韓国銀行総裁を再任 「中立性・自律性保障」=文大統領

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日、韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁を次期総裁候補に指名した。韓国銀行総裁の再任は金聖煥(キム・ソンファン)氏(在任期間1970~78年)以来。

 青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は記者会見で、李氏について、「通貨信用政策分野の最高の専門家で、在任期間中、中国、カナダ、スイスと通貨スワップを締結するなど、国際金融分野の感覚と力量を備えている」と説明した。

 また、「韓国銀行の中立性と自律性を保障するという文大統領の意志が反映されたもの」として、「米国や欧州は中央銀行の総裁が長期間在任し、通貨政策を安定的に運営させる」と述べた。

 李氏の再任が実現する場合、歴代3人目となる。ただ、過去の2人は通貨政策を主管する金融通貨委員会の議長を兼任していなかったため、韓国銀行総裁の再任は事実上初めてとの見方もある。

 李氏は1977年に同行に入行。朴槿恵(パク・クネ)政権だった2014年に総裁に任命された。

 韓国銀行法によると、同行の総裁は閣議の審議と国会人事聴聞会を経て大統領が任命する。任期は4年で最長2期までとなっている。現職の総裁が次期総裁候補に指名されても人事聴聞会を経なければならない。

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