韓国の通貨スワップ、今後の課題は何か

スイスと締結も米日との交渉進展せず

■万能薬はない 経済の基礎体力を

 通貨スワップ協定は当事国間で結ばれる国際契約なので、政治的、外交的要因による影響を受けざるを得ない。独島、慰安婦の問題をめぐる対立で韓日通貨スワップが中断したように、韓中通貨スワップも昨年、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題で中断の危機に直面した。昨年10月に何とか協定が延長されたが、北朝鮮リスクが高まる中、通貨スワップを含む中国との経済協調は不安な状況だ。

 経済専門家は通貨スワップが為替市場の安定を保障する「万能薬」にはならないとアドバイスする。世界的な通貨危機は特定の国にだけ起きるものではなく、各国で同時に発生するため、通貨スワップを結んだ国から実際に支援を受けることが難しくなる可能性もある。成太胤(ソン・テユン)延世大教授は「通貨スワップに頼るよりも、外貨準備高を安定的に管理し、経常収支黒字を持続的に維持するとともに、通貨危機自体が発生する余地を小さくすることが重要だ」と語った。

イ・ジュンウ記者
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