THAAD基地の工事 地元反対にも「延期できない」=韓国国防部

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は12日の定例会見で、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」が配備されている南部・星州の基地に駐留する兵士らの生活環境が悪く、基地内の施設工事を延期できないと述べた。

 THAADの配備に反対する市民団体や地元住民らはTHAAD装備の補強工事などを行う恐れがあるとして、基地への工事資材搬入に反発している。崔報道官は「将兵の生活環境改善部分だけが(工事に)含まれ、住民が憂慮する部分は含まれない」と説明した。

 在韓米軍は昨年4月、基地にレーダーや発射台2基を搬入。同年9月に発射台4基を追加搬入し、臨時配備を終えた。敷地の一般環境影響評価を経て、最終的な配備の可否を決める方針だ。

 だが、地元住民らが基地の入り口周辺を封鎖し、基地への通行ができない状態で、約1年がかかるとされる環境影響評価も始まっていない。

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