性差別的発言多かった韓国の平昌五輪中継

平昌五輪の地上波中継をモニタリング
容姿に対して評価する発言多発

性差別的発言多かった韓国の平昌五輪中継

 「スケートも上手で容姿もきれいで」(KBS放送)、「恥ずかしがり屋でいかにも少女らしい魅力あふれる少女です」(MBC放送)、「華麗でか弱く見えますが、力強さを発揮しました」(SBS放送)。

 平昌オリンピックは平和と一体化の祭典だったが、平昌オリンピックの中継では性的差別発言により国民たちの気分を害する場面がしばしば見受けられた。女性家族部(省に相当)傘下の韓国両性平等教育振興院(両平院)は、オリンピック期間中の2月9日から25日まで、地上波3社が放送した325の競技中継をモニタリングし、その結果を3日に発表した。問題となった発言は計30件。KBSが20件と最も多かったほか、MBCとSBSがそれぞれ5件でこれに続いた。性的差別発言者の割合は、男性アナウンサーや解説者が27人で、女性(7人)の4倍に上った。両平院は「性的差別が含まれた中継に対し、放送通信審議委員会に審議改善を要請する」との方針を明らかにした。

 性的差別発言は▲性別に対する固定観念を表す表現(11件)▲女性性と男性性の強調(8件)▲競技と無関係な不適切な内容(6件)▲選手の容姿に対する評価(5件)―の順となった。アナウンサーや解説者は、女性選手に向けて「女性とは思えない姿勢」「男性選手に負けるとも劣らない」といった性別に対する固定観念を頻繁に表現した。女子カーリング予選の米国との競技で、スキップを務める韓国のキム・ウンジョンが米国チームのストーンを避けてハウス(中心にある円)内にストーンを入れると、KBSで解説者を務めるイ・ジェホ氏は「実際のところ、女子選手が一発で成功するのは非常に珍しいことです」と解説した。両平院は「選手の競技能力を評価するより女性選手に対する固定観念を表現した」と指摘した。

イ・ヘイン記者
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