米空母打撃群の韓半島展開、米国が韓国に費用負担求める=韓米防衛費分担金交渉

 米国が韓米防衛費分担金交渉で、航空母艦など米軍の戦略アセット(資産)が韓半島(朝鮮半島)で活動した際にかかる費用の一部を韓国が出して欲しい、と要求したことが13日までに確認された。これまで、韓米合同演習などでやって来た米軍戦略アセットの展開費用は全て米国が負担していた。米軍戦略アセットの出動費用まで含むとなると、韓国側が出す防衛費分担金は年間数千億ウォン(1000億ウォン=約101億円)増加する可能性がある。韓国政府が今年負担する防衛費分担金は9602億ウォン(約966億円)だ。

 韓米の代表団は11日から12日にかけて、済州島で防衛費分担金第2次会議を開いた。韓国外交部(省に相当)の当局者は「今回の協議の過程で、米国側が戦略アセットの展開費用問題を取り上げた」と語った。

 米軍戦略アセットとは、原子力空母(打撃群)、原子力潜水艦、B1B爆撃機、B2ステルス爆撃機、B52爆撃機などを意味する。米空母打撃群はイージス艦・原潜などを従えており、打撃群の一日あたりの維持費用はおよそ70億ウォン(約7億円)といわれている。昨年11月には、米軍の3つの空母打撃群がおよそ10日間韓半島で訓練を行った。単純計算では、維持費として2100億ウォン(約211億円)以上かかったことになる。

 また、B2ステルス爆撃機2機が米国本土から韓半島上空まで出動するのに、一回につきおよそ60億ウォン(約6億円)かかるという。B1B爆撃機の場合も20億から30億ウォン(約2-3億円)ほど要するといわれる。昨年の場合、米軍の主要戦略アセットの韓半島展開費用はおよそ3000億ウォン(約302億円)の水準と推計される。このうち半分だけ韓国が負担するとしても、1500億ウォン(約151億円)増加することになる。

チョン・ヒョンソク記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース