野球:高濃度PM2.5で試合中止、ファン1万6000人無駄足

野球:高濃度PM2.5で試合中止、ファン1万6000人無駄足

 15日、起亜タイガースの本拠地・光州起亜チャンピオンズフィールド。午後2時に予定されていた韓国プロ野球、ロッテ対起亜戦の開始が28分も遅れた末、電光掲示板に「粒子状物質の濃度が高いため、きょうの試合は中止されました」という案内文が表示された。球場に来ていた観客約1万6000人は深いため息をついた。前日も雨で試合が中止になっていたことから、ファンの虚脱感はさらに大きかった。1982年の韓国プロ野球発足以来、PM2.5などの粒子状物質により試合が中止になったのは、今月6日の3試合(蚕室・文鶴・水原)に続き4試合目だ。

 このため、一部からは「前日の雨天中止発表があまりにも早くて非難されたため、本来ならばもっと早く決定できたはずの粒子状物質問題で適期を逃したのでは」と指摘する声が上がっている。

 光州では14日、午後5時の試合開始1時間48分前に試合運営責任者であるキム・ヨンヒ・マッチコミッショナー(63)が雨天中止を決定した。雨は中止発表から約20分後に完全にやんでしまった。このため、現地では「もう少し待っていたら試合ができたのに」という声が上がっていた。

 15日は、粒子状物質が早くから光州に飛散していた。昼12時の濃度は331マイクログラム/立方メートル、午後1時は422マイクログラム/立方メートルで、注意報レベル(150マイクログラム/立方メートル)はもちろん、警報レベル(300マイクログラム/立方メートル)も大幅に上回っていた。ところが、前日の雨による中止決定で批判を浴びたためか、「午後2時20分まで様子を見る」と判断を先送りしていた。このため、前日同様、家族連れで週末に野球を楽しもうとしていたファンらが「最大の被害者」となった。

キム・スンジェ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • 野球:高濃度PM2.5で試合中止、ファン1万6000人無駄足

right

関連ニュース