ドルイドキング:「大阪総領事人事、金慶洙議員に頼んだが断られた」

 インターネット上の書き込みを操作した疑いで逮捕された与党・共に民主党の党員(ハンドルネーム:ドルイドキング)が、同党の金慶洙(キム・ギョンス)議員に駐大阪総領事人事に関して請託をしていたことが15日、分かった。与党関係者らは同日、「ドルイドキングは大統領選挙の後、金慶洙議員の所へ行き、駐大阪総領事に特定の人物を任命してほしいと要求したが、同議員がこれを拒否した。その後、同議員や与党に不利益を与えるため書き込みを操作したと承知している」と語った。金慶洙議員は14日夜の記者会見で「(ドルイドキングとされる人物は)大統領選挙後、人事に関して無理な要求をしてきた」と言ったが、具体的な内容は明らかにしていない。

 事実、今年2月23日にあるメディアが金慶洙議員のインタビュー記事を掲載すると、ポータルサイト「ネイバー」のコメント欄には「金慶洙 大阪」「頑張れよ 見ているから」などの文が書き込まれた。与党関係者は「ドルイドキングが大阪総領事の人事請託を拒否されたため、金慶洙議員に圧力をかけたものとみられる」と話す。また、複数の与党関係者が「ドルイドキングが1回の入力で同じ作業を繰り返すプログラム『マクロ』によって大規模な書き込み操作を始めたのは、昨年5月の大統領選挙前ではなく、今年初めからだった」「大統領選挙時は今回問題になった組織的な書き込み操作ができなかった」「以前の大統領選挙では当時の文在寅(ムン・ジェイン)大統領選候補とほかの野党候補との差があまりにも大きかったため、書き込み操作をしなければならない理由がなかった」とも語った。

 しかし、野党では「選挙運動もしていない単なる支持者が、駐大阪総領事という無理な人事要求をするのは常識的でない」としている。「マクロによる操作は大統領選挙後からだった」「以前の大統領選挙は書き込み操作をする理由がなかった」という与党側の主張に対しても、野党側は「マクロプログラムを利用しなくても、与党支持のネットユーザーを動員するなどして組織的な書き込み操作をする方法はいろいろある」と反論している。

鄭佑相(チョン・ウサン)記者
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