韓中首脳 朝鮮戦争終戦宣言・平和協定締結に向け緊密協力へ 

【ソウル聯合ニュース】韓日中首脳会談のため日本を訪問した韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9日、中国の李克強首相と2国間で会談し、朝鮮半島の非核化に関連し、朝鮮戦争の終戦宣言と休戦協定の平和協定転換に向け緊密に協力することで一致した。終戦宣言と休戦協定締結を巡っては、韓国と北朝鮮、米国のほかに中国が議論に加わるかどうかも注目されるが、この日の会談では朝鮮半島の平和体制構築へ韓中の協力をあらためて確認したことになる。

 文大統領が李氏と会うのは昨年12月の訪中以来、3回目。

 韓国青瓦台(大統領府)によると、文大統領は4月27日の南北首脳会談の結果を説明した上で、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着の実現へ中国政府の関心と寄与を求めた。

 李氏は南北首脳会談が滞りなく行われ、「板門店宣言」の発表は朝鮮半島だけでなく域内の平和と安定のためにも重要な成果になったとしながら、文大統領と韓国政府の努力を高く評価した。また、王毅国務委員兼外相の今月初めの訪朝結果など、最近の中朝間の交流について説明した。

 両首脳は、朝鮮戦争の終戦宣言と休戦協定の平和協定転換に向け緊密に意思疎通を図り、協力することで一致した。

 青瓦台は、文大統領が今月4日に中国の習近平国家主席と電話会談したことにも言及しながら、「韓中間のトップで緊密な意思疎通を続けていく良い契機になった」と評価した。文大統領は習氏との電話会談でも、終戦宣言と平和協定締結へ積極的に協力することで一致している。

 一方、文大統領と李氏は、韓中間の戦略的な協力パートナー関係締結から10年となる今年、両国関係の発展の成果を国民が実感できるよう取り組む方針を申し合わせた。

 両国国民の共通の関心事である微小粒子状物質「PM2.5」や粒子状物質「PM10」について、「韓中環境協力センター」の来月発足を歓迎し、大気汚染物質への対応で実質的な成果を導き出すため協力していくことにした。

 文大統領は中国に残る、日本による植民地時代の韓国独立運動の史跡を保護するため、中国の積極的な関心と支援を求めた。李氏は史跡の保護に積極的に協力すると答えたとされる。

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