米国、昨年20以上の対北軍事オプションを検討か

韓国政府の高官「CIAの北朝鮮担当組織の関係者から聞いた」

 北朝鮮の核・ミサイル挑発で米朝関係が最悪の状態だった昨年下半期、米国は北朝鮮を攻撃する軍事行動のシナリオをおよそ20種類も検討していたことが、15日に伝えられた。

 韓国政府の高官が昨年10月、米国ワシントンで中央情報局(CIA)内部の北朝鮮担当組織「コリア・ミッション・センター(KMC)」の関係者と会い、長時間にわたって話をした。その際、米国が語る「軍事オプション」とは単に米国内の強硬派が主張する脅しの類いではなく、実際に進められている準備だという話を聞いて非常に驚いたという。韓国政府高官が15日、取材に応じて明らかにした。

 この高官は「最も驚いたのは、具体的にそうした内容が議論されていたということ。軍事オプションといえば寧辺爆撃、北朝鮮指導層に対するいわゆる『斬首作戦』程度を考えていたが、およそ20種類のさまざまなシナリオについて、どのように実行し、北朝鮮の反応があったらどのようにリアクションするかなどについて議論が進められていたと聞いた」と付け加えた。

 韓国政府の関係者は「私が接触したKMCの人物は、ホワイトハウスにもオフィスが用意されているほどトランプ大統領から信任を受けている人物」と語った。KMCは昨年5月、トランプ大統領の指示でつくられた。

 韓国政府の高官は「今年2月にマイク・ペンス副大統領が平昌オリンピック開会式に出席するため訪韓した際、KMCの高官が北朝鮮のメン・ギョンイル統一戦線部副部長と会い、これを基にポンペオ国務長官と北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長の会談も実現したと理解している」と語った。

キム・ミョンソン記者
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