ドルイドキング:「金慶洙前議員が『文陣営内で2ポスト』保障」

 ドルイドキングは大統領選挙直後の昨年6月、金慶洙前議員側に「日本の専門家」であるト弁護士を日本大使に推薦したが断られた。その代わり、ハン補佐官はドルイドキングに「1級外交官に準ずるポストを調べてやる」と約束したという。1級外交官に準ずるということなら大阪総領事程度のポストは可能な状態だった。ドルイドキングは同年9月、金慶洙前議員側に大阪総領事の人事を正式に請託した。この時、ハン補佐官に会って現金500万ウォン(約50万円)を渡したのも、人事請託の進行状況を把握してほしいという目的のためだった。だが、このほど補佐官をやめたハン氏は本紙の取材に「事実ではない」と否定している。

 ところが、大阪総領事は既に別の人物が内定していた。同年12月28日、金慶洙前議員はドルイドキングに直接電話をかけ、大阪総領事の人事請託が実現しなかったことを伝えた。そして、「ト弁護士を仙台総領事に推薦してやる」と提案したという。司法当局関係者は「ドルイドキングは金慶洙前議員が比較的多忙でない仙台総領事職を推薦したのを見て、『だまされた』と不満を抱いたようだ」と話す。

 金慶洙前議員に裏切られたと感じたドルイドキングは、今年1月にマクロ(自動反復プログラム)を利用し、文在寅政権に批判的なコメントの「そう思う」数を増やす操作をした。ドルイドキングは特に、ト弁護士のような外交経験のないジャーナリストが大阪総領事として今年2月に起用されたのを見て、金慶洙前議員がうそをついたと確信するようになったという。

 ドルイドキングは3月中旬、セキュリティー性の高いメッセージアプリ「テレグラム」で、金慶洙前議員に「1級外交官のポストを約束したことに対して責任を取れ」という内容のメッセージを送っていたと司法当局関係者が明らかにした。さらに3月18日には金慶洙前議員に「我々が一緒にやったことや私をだましたことについてメディアに公表する」というメッセージも送っていた。そして3日後の3月21日、ドルイドキングはコメント操作容疑で警察に緊急逮捕された。

キム・ウンジョン記者 , パク・ヘス記者
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