ハンギョレ新聞記者、覚せい剤陽性反応

 現職の新聞記者が覚せい剤を使用した容疑で警察の取り調べを受けている。ソウル地方警察庁広域捜査隊は「このほど立件したハンギョレ新聞記者(38)が毛髪検査で覚せい剤の陽性反応が出た」と16日、明らかにした。

 警察は、この記者が今年3月にソウル市城東区内で覚せい剤を使用したという情報を入手、今月1日に逮捕した。この記者は当時、チャットで知り合った人物を同区内で待っているところだった。この記者は1回目の尿検査では陰性だったが、2回目の毛髪検査では陽性反応が出た。

 2007年にハンギョレ新聞に入社したこの記者は、同性愛者や労働者の人権について主に取材していた。ハンギョレ新聞は今月1日からこの記者を待機発令措置とし、業務から外している。

ユン・ドンビン記者
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