「韓国経済は停滞局面に入ったのか」 政権幹部が舌戦

「韓国経済は停滞局面に入ったのか」 政権幹部が舌戦

 韓国経済は停滞局面に入ったのか--。景気判断を巡り、キム・ドンヨン経済副首相と金広斗(キム・グァンドゥ)国民経済諮問会議副議長が互いを批判し、正面衝突した。大統領直属の諮問機関トップと経済政策の統括役が舌戦を繰り広げるのは異例だ。

 キム・ドンヨン経済副首相は17日、政府ソウル庁舎での経済関係閣僚会議後、記者団に対し、「ある人が何を言っているのか、我々が神経を使う必要はないと思う。現在の経済状況を月次統計で判断するというのは焦り過ぎの面がある」と発言した。副首相の発言は金副議長がフェイスブックで「(景気が)停滞局面の初期にある」と主張したとする16日の本紙報道を受けたものだ。政府高官は「副首相は『景気が回復基調にある』との政府の立場を防衛したものだ」と説明した。

 金副議長は14日、フェイスブックでキム・サンボン漢城大教授が国家未来研究院に寄稿した「政府の景気判断、問題あり」と題する文章を引用し、「この文章に共感する。景気は(政府の診断とは異なり)むしろ停滞局面に初期段階にある」と述べた。キム教授は寄稿の中で、3月の産業生産と設備投資の減少、経済協力開発機構(OECD)の景気先行指数が基準値の100を割り込んだことなどを根拠に挙げ、景気が後退局面の初期段階にあると分析していた。キム副首相は金副議長の「景気停滞」発言に細かく根拠を提示して反論した。

 キム副首相は「3-4月の輸出が2カ月連続で500億ドルを超えたのは史上初めてだ」とし、輸出が回復している点を強調。その上で、「産業生産も月次統計が重要なのではなく、傾向を見ることが重要だ。我々の判断では、鉱工業生産を除く他の方面に悪い動きは見られない」との認識を示した。

キム・テグン記者
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