韓国中銀が政策金利を1.5%で据え置き 市場の予想通り

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は24日、定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年1.50%で据え置いた。

 昨年11月に1.25%から1.50%に利上げして以降、据え置きが続いている。景気判断を巡り論争があるなか、韓銀はひとまず今回も据え置きとした。これにより、米国の政策金利が韓国を上回る韓米の金利の逆転状況は続くことになった。

 6月13日に統一地方選挙を控えていることもあり、市場の大方は据え置きを予想していた。韓銀が7月に利上げするかどうかが市場の目下の関心事となっている。

 米国の利上げや米中の貿易摩擦などで、韓国経済の先行き不透明感は非常に強い。国内では雇用状況が改善するどころか泥沼に陥っている様相だ。3月には全産業生産の減少幅が約2年ぶりの大きさとなった。物価上昇率も依然として韓銀の目標を大きく下回っている。

 こうした状況から、今年の3%成長見通しが適切かどうかを巡り、政府内外でも異論がある。

 大統領直属・国民経済諮問会議の金広斗(キム・グァンドゥ)副議長(閣僚級)は「景気はむしろ低迷局面の入り口にある」と主張する。一方、金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官は、最近の経済指標はさまざまな方向に読み取れるシグナルが混在しているとしながらも、「現段階で今年の3%成長目標を修正する計画はない」と述べている。

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