釜山の人気店にネズミのフン・賞味期限切れ食材

 ネズミのフンだらけのふきんがあったり、賞味期限が2年も過ぎた食材を使用していたりと、衛生管理がおろそかな釜山市内の人気飲食店が多数摘発された。

 釜山地方警察庁の観光警察隊は、海雲台など観光特区にある有名飲食店を対象に合同取り締まりを行った結果、違反業者25店を摘発したと24日、明らかにした。この取り締まりはテレビ番組やブログで「おいしい店」として紹介されたり、外国人観光客が頻繁に訪れたりしている35店を対象に行われた。警察は取り締まりの際、釜山市中区の有名中華レストランの調理場にある棚の上に、ネズミのフンで黄色く変色したふきんを発見した。この中華レストランはゴミ箱に水を入れて冷凍イイダコを解凍していたことでも摘発された。

 同地域の有名韓定食店では、賞味期限が2年過ぎた食用油を使用していた。釜のすぐ上には油かすが大量に付着した換気扇があった。海雲台の焼き貝料理店では賞味期限が1年過ぎたチーズを使用していて摘発された。警察は今回の取り締まりで摘発された25店の事業主と店について、食品衛生法違反で立件したり、衛生不良関連内容を担当機関に行政通知したりした。

釜山=権慶勲(クォン・ギョンフン)記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい