MLB:秋信守、松井超え176本塁打=アジア選手最多

 秋信守は、典型的なホームランバッター・タイプではない。しかし、毎シーズン20本前後の本塁打をコンスタントに出すだけの長打力を持っている。昨年までの大リーグ13シーズンで5回、20本塁打以上を記録している。秋信守は「私はホームランバッターではない。松井が大リーグで長くプレーしていたら、私よりも多くホームランを打っていただろう。ただ長い間健康にプレーできたおかげで立てた記録だから、また誰かに越えられるだろう」と謙虚に語った。

 しかし、当分の間、彼を越えようという挑戦者はいなさそうだ。現役のアジア人大リーガーで50本塁打を達成している選手がいない。何よりも大リーグの舞台で10年以上安定した成績を挙げること自体が難しい。CBSスポーツは「レンジャーズと2020年までの契約を結んでいる秋信守は通算200本塁打も十分可能だろう」と見通している。

 30代後半に入った秋信守は、ここ数年間でやや成績が落ちていた。今シーズン開幕前には「レッグキック」(足を高く上げて重心を移動する打撃フォーム)により変化を試みた。秋信守は「高校時代以来、18年ぶりに打撃フォームを変えた」と言った。新しい打撃フォームに慣れるにつれ、成績も徐々に良くなっている。秋信守は最近13試合連続出塁行進を続けている。この期間中は打率3割2分6厘、3本塁打、8打点を挙げた。さらに、四球を14得るなど出塁率も5割に近い。秋信守は大リーグ現役選手の中で出塁率10位(3割7分8厘)となっている。

イ・スンフン記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • MLB:秋信守、松井超え176本塁打=アジア選手最多

right

あわせて読みたい