サッカーW杯:スウェーデン、韓国合宿地近くの家借り「偵察」

 サッカー・スウェーデン代表選手たちは最近、韓国の話になるといつも自信がありそうな声で「韓国の映像はまだ見ることができていないが、今から準備すれば十分、勝つ自信がある」と話している。韓国とのワールドカップ(W杯)ロシア大会第1戦(18日午後9時)まであと1週間も残っていないのに、選手たちの表情に焦りや不安の色はない。

 だが、それにはそれなりのワケがあった。スウェーデンはすでにラルス・ヤコブソンという「特殊偵察要員」を使って韓国代表チームの非公開練習まで1つ1つ観察させ、これをもとに戦力分析を終えていることが分かった。

 スウェーデン代表のヤコブソン戦力分析員はスウェーデンの日刊紙エクスプレッセンとのインタビューで、「韓国代表の事前合宿地レオガンのふもとにある家を借りて練習内容をすべて観察した」と語った。韓国代表は4日から11日まで、オーストリア・レオガンで合宿を行った。ベースキャンプ地であるロシア・サンクトペテルブルクに入る前の最終チェックをした場所だが、当時の代表チームは戦術・セットプレー練習などについて極秘で行っていた。申台竜(シン・テヨン)監督は韓国の報道陣も前半練習の15分だけ公開し、あとの練習は徹底的に隠したほど、セキュリティーに特に気を使っていた。

 しかし、スウェーデンの方が一枚上だった。ヤコブソン分析員の韓国に対するスパイ行為は意外にも簡単な方法で行われた。韓国代表の練習場近くの山にあるドイツ人夫婦の家を借り、高性能望遠鏡やビデオカメラで韓国代表の練習の様子を見守っていたのだ。ヤコブソン分析員は「偵察場所に到着するには長時間車で山を登らなければならなかったが、そこで練習を偵察したことについてはパーフェクトだった」と語った。

ゲレンジーク(ロシア)=チュ・ヒョンシク記者
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