韓国統一地方選:予見されていた韓国保守の没落

 保守系野党が6・13統一地方選挙で完敗したことを、韓国政界では「6・13ショック」と呼んだ。それほどに衝撃的な敗北だったということだ。しかし、当の有権者の間からは「予見されていた結果だったのに、野党の政治家だけが分かっていなかった」という言葉が出た。

 現在、保守系野党の自由韓国党と同じく保守系の野党第2党「正しい未来党」は、責任・ビジョン・人材・戦略がない「4無」状態だ。朴槿恵(パク・クンへ)大統領の弾劾と、それに続く大統領選挙での敗北を経験しつつも、保守政党は責任を取る姿を見せず、韓半島(朝鮮半島)情勢が急変する中で新たな論議を打ち出すこともできなかった。

 京畿道に暮らす自営業者のパク・ヒョンギさんは「先の選挙で朴槿恵大統領の名を掲げて市長や国会議員になった人々が、さっと口を拭って今度は『保守を改革したい』と言いだすのを見て失望した」と語った。キム・ヒョンオ元国会議長は「2016年の総選挙の後、弾劾・大統領選挙を経て保守政党は失敗し続けたにもかかわらず、互いに他人のせいにするばかりで『私が保守政党をここまで駄目にしてしまった』と考える人物がおらず、これでは『政党消滅論』まで出るのではないかと懸念している」と語った。

 韓米朝の関係が急変しているにもかかわらず、保守系野党が「偽りの対話には反対」というメッセージばかり繰り返したのは問題、という指摘もある。大学生のチョン・ギウォンさんは「米国まで対話に乗り出した場で、自由韓国党が対話や平和体制の議論に反対ばかりするのを見て、変化を読み取れていないという印象を抱いた」と語った。

パク・スチャン記者
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