陸・海上の軍ホットライン完全稼働で南北が合意 今後具体化 

【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮の軍事当局間の陸上、海上のホットラインが近く復旧し、完全稼働に入る見通しだ。

 韓国政府筋は15日、北朝鮮と前日に行った将官級軍事会談で、黄海地区と東海地区の南北間軍通信線を完全に復旧させることと、黄海上で艦艇間の国際無線通信網を稼働させることで合意したと明らかにした。稼働の時期については今後の将官級会談または軍事実務会談で話し合うという。

 現在、南北間の軍通信線は黄海地区のものが稼働しているが、北朝鮮側区間の回線が老朽化しており雑音や混線が発生している。東海地区の北朝鮮側の通信線は、軍事境界線を挟む非武装地帯での山火事で回線が焼失したため新設の必要がある。別の消息筋は、北朝鮮側区間の老朽化した回線の取り替えや新設工事について、今後の会談で集中的に話し合う計画だと伝えた。

 南北はあわせて、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)付近での警備艦艇間の国際無線通信網運営を再開することでも一致した。

 南北艦艇の無線通信は04年6月の将官級会談で合意したもので、同月から順調に運営されたが、08年5月から韓国艦艇の呼び出しに北朝鮮が応じなくなり、稼働が中断している。

 南北はこのほか、非武装地帯で朝鮮戦争戦死者の遺骨を発掘するための共同調査と地雷除去の必要性に同意し、早ければ今月末、遅くとも7月中に開かれる見通しの次回将官級会談または軍事実務会談で具体的に協議することにしたという。

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