韓国国政介入事件控訴審 崔順実被告に懲役25年求刑

【ソウル聯合ニュース】韓国・朴槿恵(パク・クネ)前政権で起こった国政介入事件で、朴前大統領(公判中)の長年の友人で収賄罪などに問われている崔順実(チェ・スンシル)被告(61)の控訴審の論告求刑公判が15日、ソウル高裁で開かれ、特別検察官側は一審同様、懲役25年を求刑した。

 崔被告は2月の一審判決で懲役20年と罰金180億ウォン(約18億円)を言い渡された。

 特別検察官側は「大統領の権限に民間人の被告が過度に介入して違法な方法で権限を行使し、結果的に国民主権主義という憲法の価値を侵害した」として、「最高権力者の大統領と陰の実力者、財閥の後継者が長期間癒着関係を築いた政経癒着事件」と主張。一審で崔被告が実質的に支配したとされる韓国冬季スポーツ英才センターへのサムスングループからの支援金や二つの財団への拠出金を賄賂として認めなかったことについて、「朴前大統領と密接な関係だった崔氏が財界序列1位のサムスンの総帥、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長から経営権の継承作業を支援するよう不正な口利きを頼まれ、見返りとして巨額の賄賂を受け取ったのがこの事件の核心」とした。

 崔被告は朴前大統領と共謀して約50の大企業に対し、二つの財団に774億ウォンを拠出させた罪で起訴された。李副会長から娘の乗馬支援費などとして433億ウォン相当の賄賂を受け取ったり、要求したりした罪にも問われている。

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