アジア大会3競技で南北合同チーム 独島入り朝鮮半島旗使用は議論継続

【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮が、8月にインドネシア・ジャカルタなどで開催されるアジア大会の3競技で南北合同チームを結成することが、28日分かった。

 南北のスポーツ当局者はこの日、ジャカルタでアジア・オリンピック評議会(OCA)、アジア大会組織委員会の関係者を交えた4者会議を開き、バスケットボール、カヌー・ドラゴンボート、ボートの3競技で南北合同チームを結成することで合意した。

 韓国からは大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の全忠烈(チョン・チュンリョル)事務局長などが、北朝鮮からは元吉宇(ウォン・ギルウ)体育省次官などが協議に出席した。

 OCAによると南北合同チームが出場する種目は、女子バスケットボール、男女ドラゴンボート、ボート男子舵手なしフォア、ボート男子エイト、ボート女子軽量級ダブルスカルの六つ。

 国際総合競技大会で南北合同チームが結成されるのは、今年2月の平昌冬季五輪でのアイスホッケー女子に続き今回が2回目となる。単一競技の大会を含めれば、1991年4月に日本で開かれた卓球世界選手権、同年6月にポルトガルで開かれた国際サッカー連盟(FIFA)ワールドユース選手権を合わせ4回目となる。

 OCAは他国との公平性を保つため、合同チームが出場する6種目のエントリーに変化はないと説明した。ただ南北が円滑にチームを結成するため、エントリー提出期限を6月30日から7月10日に延長することにした。

 OCAはアジア大会の開会式に南北がそれぞれ100人の選手団で参加し、200人で合同入場することを承認した。

 ただ合同入場で独島が記された朝鮮半島旗を使用するかについては今回発表されず、南北とOCAが協議を続けることが分かった。

 全氏と元氏は18日に板門店で行われた南北スポーツ当局会談にそれぞれの代表として出席。アジア大会の開会式と閉会式に合同で入場することに合意した。合同入場する際の名称はKOREA、略式表記はCORとし、旗は独島が描かれた朝鮮半島旗を使用し、歌はアリランにすることで一致した。

 平昌冬季五輪の開会式では国際オリンピック委員会(IOC)の承認が得られず、南北は独島が記されていない朝鮮半島旗を使用して合同入場した。ただ、2006年のトリノ冬季五輪や07年の長春冬季アジア大会では独島が記された朝鮮半島旗を使用した例があることから、南北は今年のアジア大会では独島の記された朝鮮半島旗の使用を推進することで合意している。

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