サムスン電子の営業益 7四半期ぶり前期比減=4~6月

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が6日に発表した4~6月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は14兆8000億ウォン(約1兆4600億円)で前年同期比5.2%増加した。過去最高を記録した前期(15兆6420億ウォン)に比べると5.4%減少した。前期比での減少は7四半期ぶり。半導体事業が堅調な成長を続けたものの、スマートフォン(スマホ)やディスプレー事業で業績が期待に届かなかったようだ。

 4~6月期の売上高は前年同期比4.9%減の58兆ウォン。前期比でも4.2%減少した。売上高に対する営業利益の比率を示す営業利益率は25.5%で前年同期(23.1%)を上回ったものの、過去最高だった前期(25.8%)よりはやや低かった。

 4~6月期の事業部門別の業績は追って発表されるが、半導体部門では営業利益が初めて12兆ウォンを超えたとの見方もある。その場合、営業利益全体のおよそ8割を占めることになり、収益構造の半導体偏重が深刻との指摘も出そうだ。

 スマホ事業を主体とするITモバイル(IM)部門は、旗艦機種「ギャラクシーS9」「S9プラス」の発売を1~3月期に前倒しした上、販売実績も期待に届かなかったことから、営業利益は2兆ウォン台前半または1兆ウォン台後半と、前年同期の半分ほどにとどまったとみられている。

 半導体と共にデバイス・ソリューション(DS)部門を構成するディスプレー事業の営業利益も1000億ウォン台前半にとどまり、前年同期(1兆7100億ウォン)の10分の1にも満たなかったと業界は推定している。

 消費者家電(CE)部門は今年の大型スポーツイベントに伴いテレビの売り上げが増加したことで、前期より業績が上向いたとみられる。

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