金剛山観光中断10年 「条件整ってこそ再開検討」=韓国政府

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は10日に記者団に対し、中断から丸10年が過ぎた北朝鮮の景勝地・金剛山観光の再開と関連し、南北経済協力事業を本格的に行うには北朝鮮の非核化が進展をみせるなど条件が整う必要があるとの立場を示した。金剛山観光は2008年7月11日に起きた北朝鮮兵による韓国人観光客射殺事件を受けて中断されている。

 この当局者は、「金剛山観光に関しては観光客の安全問題に関する南北間の協議も必要だ」と強調。そうした問題は条件が整えば協議で解決していけるだろうとし、今は朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事(8月20~26日)の準備に集中していると伝えた。

 統一部や大韓赤十字社、金剛山観光事業者の現代峨山などの関係者でつくる「施設改・補修団」は9日から訪朝し、離散家族再会行事が開催される金剛山地域で施設の改修・補修作業を行っている。作業に必要な資材の搬入を巡り、この当局者は「(対北朝鮮)制裁に抵触しないよう、(国際社会と)協議しながら行っている」と述べた。

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