「聖体燃やした」 韓国の男性嫌悪サイトが写真掲載で騒動に

カトリック教会が反発

 男性嫌悪傾向のある女性向けインターネットサイトに、キリストを非難して「聖体」を燃やした写真と文章が掲載されて問題になっている。聖体とは、カトリック教会のミサで信者が受け取って食べる特別なパンのことだ。これをキリストの体と考えて神聖視するカトリック教団は「冒涜(ぼうとく)行為は容認できない」と反発している。

 10日午前、ネットサイト「ウォーマッド(Womad)」に「キリスト○○○燃やした」という投稿が掲載された。聖堂のミサで手に入れた聖体に赤いペンでキリストを侮辱する言葉を書き、燃やす写真もアップロードされた。この人物は「女性が司祭にもなれず、堕胎罪廃止は絶対にダメだというカトリックを尊重する理由はない」としている。この投稿は11日午前から各ネット掲示板に拡散され、ポータルサイトのリアルタイム検索ワードが1位「聖体」、2位「ウォーマッド」となった。ウォーマッドの会員は同日、聖書を引き裂いて焼いた写真を載せたり、イスラム教の聖典「クルアーン」を燃やそうと書き込んだりした。

 ウォーマッドは2016年1月にポータルサイト「ダウム」の会員制掲示板から始まり、17年2月に現在のようなウェブサイトの形になった。名称は女性(woman)と放浪者(nomad)の合成語で、一日1万-2万人が訪れる。投稿は一日約300件で、このうちの多くが男性嫌悪的な内容の投稿だ。

 ウォーマッドの「聖体毀損」騒動について、韓国カトリック教司教会議(議長:キム・ヒジュン大司教)は同日午後、コメントを発表した。このコメントは「聖体冒涜・毀損(きそん)事件に深い懸念を表する」という題で、「カトリック信者にとってキリストの体である聖体はこの上なく敬うべき対象だ。今回の聖体毀損事件は宗教にかかわる人々に大きな衝撃を与えた。聖体を公の場で冒涜する行為は絶対に見過ごせない。それが普遍的な常識と共通善に反する社会悪ならば批判を受けるべきであり、法的処罰も行われなければならない」と主張した。

イ・ヘイン記者 , ファン・ジユン記者
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