韓国の男性嫌悪サイト、今度は「聖堂に火をつける」

韓国の男性嫌悪サイト、今度は「聖堂に火をつける」

 男性嫌悪の傾向を持つ女性向けインターネットサイト「ウォーマッド(Womad)」に聖堂放火をほのめかす投稿が掲載されたことから、警察が12日、捜査に着手した。このサイトには前日、カトリック教徒がキリストの体だと信じて神聖視する聖体(ミサの時に信者が受け取って食べる特別なパン)を燃やした写真も投稿されていた。このため、ネット上の嫌悪感情が現実の犯罪につながるのではないかという懸念も出ている。

 釜山警察庁によると、11日午後、ウォーマッドに「7月15日、BS市GJ聖堂に火を放つ」という投稿が掲載されたという。投稿した人物はポリタンクにガソリンを入れる写真と共に「カトリックとの全面戦争を宣言する」「妊娠中絶が合法化されるまで、毎週日曜日に聖堂を1つずつ燃やす」と書き込んだ。すると「いくつの聖堂に火をつけたら妊娠中絶が合法化されるのか」「聖堂に火をつけたい」など、放火に同調するようなコメントが寄せられた。

 ウォーマッドは2016年に開設された女性向けサイトだ。毎日300件以上の投稿があり、その多くが男性嫌悪に関するものだ。投稿した人々は「韓国社会にはびこる女性嫌悪を男性にそのままお返ししてやる」としている。

 この投稿者は都市名をはっきり書いていないが、イニシャルが一致する釜山(BUSAN)市警察には緊張が走った。釜山警察庁は同日、「火災などを懸念し、投稿のイニシャルが一致する4つの聖堂に警備要員を配置した」と明らかにした。その一方で投稿した人物に対する捜査も開始した。

 ウォーマッドには今月10日にもカトリックを非難する投稿があった。ある会員は「カトリックは堕胎罪廃止に反対している」として、聖体にキリストを冒涜(ぼうとく)する書き込みをした後、実際に燃やす写真を掲載した。このため、韓国カトリック司教会議は11日午後5時30分、「聖体に対し公の場で冒涜する行為は絶対に容認できない」との声明を発表した。聖堂放火を予告した文は、これより1時間半前の同日午後4時ごろ掲載された。海外でも急進的な女性活動家たちが、中絶に反対するカトリック司祭に水をかけたり、十字架を壊したりした事例はある。しかし、過激な表現を使って放火を予告するケースはまれだ。

釜山=朴柱栄(パク・ジュヨン)記者 , パク・サンヒョン記者
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