ギ・ソルマン氏「韓国の大統領制は選出された独裁」

ギ・ソルマン氏、制憲70周年学術大会で「改憲により権力のけん制装置整備」を提案

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 フランスの大学者、ギ・ソルマン元パリ政治学院教授(写真)が12日、韓国の大統領制を「選出された独裁」と表現した。その上でソルマン氏は、憲法改正を通して権力に対するけん制装置を整備すべきだと主張した。

 ソルマン氏は12日、韓国国会が主催した「制憲70周年国際学術大会」のテーマ発表で「韓国は大統領が強大な権力を持っており、選出された独裁」と指摘した。

 ソルマン氏は「選出された独裁は、大統領の考えや傾向が原因で発生することもあり得るが、韓国の制度自体に権限の乱用を誘発する余地がある。権力のけん制と均衡は心理的なものではなく、制度的に仕掛けを作らなければならない」と語った。

 ソルマン元教授は、代案として、議会で首相を選ぶことを提案した。ソルマン氏はドイツ憲法を例に挙げて「議会で選出され日常の国政を担当する首相と、国家の主権の守護を担当する選出職の大統領は明確に区分されるべき」と語り、議会の権限拡大を主張した。ソルマン氏は「韓国も米国のように、行政府の人事および大統領に対する議会の制限なき聴聞の権限を保障すべき」とした。続いて、司法府についても「大法官(最高裁裁判官に相当)の任期は少なくとも10年は保障されるべきで、国会が任命権を行使する方式も考慮すべき」と指摘した。

黄大振(ファン・デジン)記者
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