文大統領「米朝、約束破れば国際社会から厳しい審判」

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日、「もし国際社会の前で(米朝)首脳が直接行った約束を守らなければ、国際社会から厳しい審判を受けることになるだろう」と発言した。シンガポール訪問最終日に当たる13日、文大統領はシンガポールの東南アジア研究所が主催した「シンガポール・レクチャー」にて、「両首脳が国際社会に約束したのだから、実務交渉に紆余曲折があろうとも、最終的には約束を守るだろう」としてこのように発言した。

 今年に入り北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長と2度にわたって会談を行った文大統領は、「金委員長はイデオロギー対決から抜け出し、北朝鮮を正常な国家として発展させようとする意欲が非常に高かった。金委員長が非核化の約束を守るなら、自らの国を反映へと導いていくことができるだろう」と語った。

 文大統領が北朝鮮と金正恩委員長に言及しつつ「正常な国家」「自らの国」といった表現を用いるのは異例だ。

 文大統領は前日、シンガポールのハリマ・ヤコブ大統領との会談で、北朝鮮の対米非難について「交渉の過程で十分にあり得る戦略。自分たちは誠意を尽くしているのに米国が相応の措置を取っていないことに対する不平」と語った。

 一方、米国のドナルド・トランプ大統領は12日(現地時間)、金正恩委員長から受け取った親書をツイッター上で電撃公開した。マイク・ポンペオ国務長官が今月6日から7日にかけて訪朝した際に受け取ったものだ。金正恩委員長は親書で、非核化に関する言及はせず、「(米朝交渉は)新たな未来と素晴らしい結実を迎えるだろう。次の再会を速めてくれるはずだと確信している」とつづった。

シンガポール=鄭佑相(チョン・ウサン)記者
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