BMW車出火問題 ソウル警察庁が捜査へ=欠陥隠蔽か

【ソウル聯合ニュース】韓国でドイツの高級車BMWから出火する事故が相次いでいる問題で、ソウル地方警察庁は9日、BMW側が欠陥を隠蔽(いんぺい)していたとする疑惑の捜査を同庁の知能犯罪捜査隊が担当することになったと明らかにした。

 BMW車の出火事故は今年に入り36件目に上っている。

 同庁は「(同事故が)重要な社会的問題となり、今後被害者による新たな告訴が予想されることなどを考慮し、直接捜査することにした」と説明した。

 事故の被害者ら21人は同日午前、ソウル南大門警察署に自動車管理法違反の疑いでBMWに対する告訴状を提出した。告訴状では「BMWが2年半近く実験を行ったが欠陥に関する結論を出せなかったことは納得できない」として、強制捜査の必要性などを訴えた。

 BMWコリアは7月下旬、42車種の計約10万6000台のリコールを発表。韓国国土交通部に対しては、2016年から欧州で同種のエンジン出火事故があり、最近まで原因究明に向けた実験を実施し、EGR(排ガス再循環)に欠陥があるとの結論を出しと説明した。だが、国土交通部は韓国で出火事故が相次ぎ社会問題に発展した後、原因が判明したと説明したことには疑問があるとして、故意にリコールを遅らせたかについても調べている。

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