韓国の有力企業、4-6月期業績低迷目立つ

 韓国を代表する企業の収益力が急激に低下している。KB証券によると、韓国取引所(KRX)の有価証券市場に上場している企業145社が9日までに今年4-6月期の業績を発表した。時価総額が大きい企業が数多く含まれており、うち43社の営業利益は予想値を10%以上下回るネガティブサプライズだった。不振だった業種にはIT、自動車、通信、造船など韓国の主力産業が多く含まれる。一方、期待以上の業績を収めた企業は30社にとどまった。金融情報会社のFNガイドが上場企業のうち業績を発表済みの155社を集計した結果でも、営業利益が予想値を10%以上下回った企業が58社に達し、調査対象企業の半数以上の営業利益が市場の予想値を下回った。

 企業が収益を上げてこそ、勤労者と株主の財布が潤い、内需や税収が上向く。企業業績の低迷は、韓国経済の先行きが暗いことを裏付ける不吉な前兆だ。経済協力開発機構(OECD)は最近、6月の韓国の景気先行指数が前月を0.3ポイント下回る99.2となり、15カ月連続で低下したと発表した。同指数が基準値の100を下回れば、景気が後退していることを示す。OECDによる韓国の景気先行指数がこれほど長期にわたり低下するのは、1999年の通貨危機(1999年9月-2001年4月)以降初めてだ。国民経済諮問会議の金広斗(キム・グァンドゥ)副議長は今年6月初めから、「韓国経済は既に停滞の初期局面だ。企業投資が萎縮し、起業家精神が衰退する状況を放置してはならない」と警告しているが、それが現実化している格好だ。

■サムスンのスマホ低迷

 韓国を代表する企業の収益力低下は全ての方面で表れている。韓国の「看板」であるサムスン電子のスマートフォンの販売台数は、4-6月期に東欧を除く全ての地域で減少した。市場調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)が最近示した報告書によると、サムスン電子は4-6月期の北米でのスマートフォン販売台数が900万台で2012年7-9月期以来で最も低調だった。前年同期に比べると440万台減少した。北米と同様、高級スマートフォン市場に分類される西欧も状況は同様で、販売台数は980万台だった。12年1-3月期以降25四半期連続で維持してきた1000万台を割り込んだ。

キム・テグン記者
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