知的障害の女性を5年間暴行、住民7人検挙 /寧越

 江原地方警察庁がこのほど、江原道寧越郡寧越邑で知的障害がある20代女性に常習的に性的暴行を加えていた60代から80代までの住民7人を強姦(ごうかん)などの疑いで検挙。うち3人を逮捕、4人を在宅のまま立件していたことが分かった。

 容疑者7人は2014年から今年4月にかけ、ビニールハウスやコンテナの中で同じ集落に住む女性(25)に性的暴行を加えた疑い。被害者の女性は20世帯にも満たない小さな山村で祖母と二人暮らしだった。女性は2004年にも住民1人から性的暴行を受けた後、障害者保護施設で暮らしていたが、成人になった14年に村に戻ってきていた。

 警察は「04年の事件は容疑者が刑事罰を受けており、今回の事件とは関係がない。被害者が村に戻るや否や、住民から性的暴行を受けたとみられる」と話した。

 警察は今年4月に通報を受け、捜査に着手した。被害者の証言などに基づき、容疑者を検挙した。警察は7月9日に事件を検察に送致し、現在は刑事裁判が行われている。

寧越(江原道)=チョン・ソンウォン記者
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