「慰安婦支援財団の解散を」 被害者の金福童さんが1人デモへ

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者、金福童(キム・ボクドン)さん(92)が、慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意に基づき設立された被害者支援財団「和解・癒やし財団」の解散を求める1人デモを行う。

 市民団体の「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)によると、金さんは9月3日にソウルの外交部庁舎前で1人デモを行う予定だ。

 正義連は、外交部庁舎と同財団が入るビルの前でリレー形式の1人デモを9月いっぱい続ける。

 正義連側は「金さんは闘病中であるにもかかわらず残された力をふりしぼって協力したいと申し出た。外交部前での1人デモのスタートを切ってくださる」と説明した。

 同財団は韓日合意に基づき日本が拠出した10億円により設立されたが、韓国内では合意を巡る論争が続き、10億円の返還と財団の解散を要求する声も強い。現在、財団の機能は事実上停止した状態だ。

 日本政府の拠出金について、韓国政府の予算として負担するために同額の予備費を設ける予備費支出案が先月24日の閣議で認められたが、日本による法的賠償とは無関係の措置であるため依然反発の声が出ている。

 正義連は今月6日から同財団前で1人デモを行っている。財団がまだ解散しておらず、今後の具体的な措置などもないとした上で、「財団の存在は被害者に対する欺瞞(ぎまん)だ」と強調した。

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